価値観の変化、逆転

2019年07月08日

 

元号が令和に変わったこともあり、新しい時代はどんな時代になるのか、ということが話題になることが多いように思います。
そんな中で「価値観」の変化、逆転という言葉が自分の中ではキーワードになっていて、頭の中の結構な割合を占めているように感じています。

 

最近に限ったことではありませんが、これまでの自分の価値観を変えなければならないのではないかと思うことが多くなりました。

 

例えば、今さらの話ではありますが、私たちの世代にとってテレビは欠くことのできない娯楽であり、情報源であったものが、既にネットの世界に取って代わっていること(ウチの子供たちもテレビの番組よりネットを見ている時間のほうが圧倒的に多いです)。また、ビデオゲーム等に熱心なかつて「オタク」と呼ばれた人たちが、eスポーツという分野で華やかに活躍していることも、価値観の変化だと思います。

 

価値観の変化というのは、それまでに自分で積み上げてきた経験によってつくられてきた既存の価値観があるからこそのことだと思うので、「自分も歳を重ねたもんだ」という良い意味の感慨もありますが、一方で変化への対応という点では、この経験が邪魔をすることも多いよなと思いますし、変化を受け入れられなくなっていけば、歳をとったことを後ろ向きに実感せざるを得ないこともありそうです。

 

また一方で、若い世代にとっては今の状況が価値観の基盤になっていくということで、過去に囚われず(当たり前ですが・・・)、今を素直に受け入れられるのは羨ましい限りです。

 

さて、私たち中小企業のものづくりにおいても、いろいろな価値観の変化が出てきていると思います。
例えば・・・
◆下請け企業同士は、安売りで叩きあうライバルではなく、お互いの長所を生かし、短所を補い合う関係に変わりつつある。
◆町工場の数がどんどん減っていく一方で、存在感を高めている特徴的な町工場が増えている。
などなど。

 

中小製造業の事業承継はなお重大な問題ですが、この問題も今を生きていている現役経営者がこれまでに経験してきた厳しさの中でつくられた価値観のために、中小製造業の魅力を次世代に伝えきれていないことが一因にあるかもしれません。
上に書いた価値観の変化は、私にとっては前向きなものだと思っていますが、これから価値観を築いていく若い世代に少しでもこのような状況を経験してもらえば、町工場のものづくりのこれからも変わっていくのではないかと思います。

 

少し訳のわからない内容になりましたが、久しぶりのブログでした。