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本年もよろしくお願い申し上げます(2022年仕事始め)

新年明けましておめでとうございます。

弊社の地元三重県菰野町では12月26日と大晦日にけっこうな雪が降り、昨年に続き積雪の中での新年を迎えました。

 

  

 

12月に何度も積雪があるのは珍しいことなのですが、大掃除をしようというときに限って寒くなるように感じているのは私だけでしょうか?

わが家の大掃除は30日と31日にやりましたが、比較的暖かだった30日に外回りの掃除をしておいてよかったです。

今年の初日の出を拝むことはできませんでしたが、例年通り穏やかなお正月を迎えることができました。

 

さて、昨年は引き続きコロナ禍という状況の中、ワクチン接種が進んだことで感染拡大も少し落ち着いたように思いましたが、また新たな感染拡大のリスクも出てきました。

また世界各地の感染状況も拡大と縮小を繰り返す中で、経済の不安定要因が増してしまったようにも感じます。

いろいろな資源、素材の高騰に伴う物価高、物流の寸断や停滞、部品不足に伴う工業生産の停滞等々、今後の景気に影響を及ぼしそうな要因が多すぎて、自分たちの足下の仕事の状況すらも見通しが立たないなぁと感じるこの頃です。

今年もそんな状況が続くのかと思いながら、世の中の動きにできる限りアンテナをはりつつ、乗り遅れていかないように努力していきたいと思います。

 

一方で、昨年弊社は設立50周年を迎えました。改めて、これまでの弊社の歩みを支えて頂いた社員、取引先、その他すべての皆さまに心より御礼申し上げます。

コロナ禍ということで、当初計画していた記念行事がいくつかできていないということはありますが、作業服のリニューアル、福利厚生キャンペーンなどのイベントを実施することができました。当初は、50周年に合わせるということではなかったのですが、会社ホームページのリニューアルもできました。やり残しているイベントは今年以降で改めて計画、実施したいと思います(実施するころには55周年になっているかもしれませんが・・・)。

 

話は変わって、私の年始の恒例は干支の話と書き初めですが、まずは干支の話から。

今年の干支は「壬寅(みずのえ・とら)」。

「壬」は十干の9番目にあたり、生命の循環で言えば終わりの位置に近く、次の生命を育む準備の時期とのこと。「壬」の文字の意味は「妊に通じ、陽気を下に姙」、厳冬を耐えて内に蓄えた陽気で次代の礎となることで、土の下で芽が膨んで土がぐんと盛り上がっている様子、もしくは生き物が子孫を残すための繁殖期を表すそうです。

また、「寅」は十二支の3番目。生命の循環で言えば初めの位置に近く、誕生を表しているとのこと。「寅」の文字の意味は「螾(ミミズ)に通じ、春の発芽の状態」、豊穣を助けるミミズが土の中で動き、芽吹きが始まった状態。暖かくなって虫たちが動き出し、春の胎動を感じさせるイメージだそうです。

「壬寅」は、「陽気を孕み、春の胎動を助く」、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれることを表しているということですが、そのためには地道な自分磨きを行い、実力を養う必要があるということも指し示しているとのことでした。

単に時の流れの中で新しいことが始まるということではなく、その礎となるのは日頃の鍛錬、努力とその継続ということでしょうか。

 

そんなことを踏まえて、今年の書き初めに選んだ言葉は2つ。

毎年のことですが、1つに絞ればいいのに、欲張ってもう1つ書いてしまいます。

『万里一空』・・・かかげた1つの目標を見据え、怠けずに努力を続けること

『流水不腐』・・・停滞せずに動き続けるものには、沈滞や腐敗がない

「流水不腐」という言葉は、私がお手本としている経営者の方から教えて頂いたものです。

私自身は大して立派なことはできませんが、できることをやり続けることで何か新しい出会い、発見があると信じて、社員と共に頑張っていきたいと思います。

 

本年も皆様のご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。